というご質問をいただきました。
最近、聞き慣れるようになった「アダルトチルドレン」「AC」とは何なんだろう?
聞いたこともあるけど、なんだかふわっとしていてわからない・・・。
という人は、実は結構多いのではないでしょうか??
ズバリ!!それは?!
大人なのに子供の心を持っている!!大人になり切れない大人!という声が聞こえてきますが、
半分正解ですが・・・。
ズバリ!!それは、子供のころに追った傷や思い込みが大人になった今でも傷やトラウマとなり、生きにくさを感じている人のことです。
その理由や具体例を説明していきます。
日本人の8割がアダルトチルドレン?!
えっ8割も?!と思うかもしれません。
しかし、その理由は日本人独特の協調性、例えば個人よりも全体の調和を優先する価値観や、親の不満や不安をぶつけられて、自分の思いが出せずに我慢していた習慣、亭主関白の家庭で育ち、両親に認められたくていい子で過ごす環境、こういった様々な理由によるもので、自分自身の親もまたアダルトチルドレであり、同じ育てられ方をしてきた子もアダルトチルドレン!!
こうして、自分が親から受けてきたことが、また自分の子供へと繰り返えされてきたからと言われています。
アダルトチルドレンが日常に経験する具体的例・・・
✅人間関係の場合
友人や同僚からの飲み会や食事の誘いがあったとします。
正直なところ、誘いを受けても、あまり乗り気になれず、不安や恐怖から断ることが多い。
その恐怖は、誘われて行っても自分の発言、行動が人にどう思われてるのか気になったり、他人の発言に傷つきやすく、輪を乱したらどうしようと思う気持ち、心から楽しめない。
そして、孤独感や疎外感を感じ、人と関わることへの不安が強いため、積極的に関係を築くことが難しく疲れてしまったりする。
✅職場での業務や家庭内の家事をする場合
自分の役割を超えて他人の仕事や問題を引き受けてしまう。
人のために何とか頑張ろうとして、自分の時間やエネルギーを犠牲にしてでも、他人を助けようとしてしまう。
他人に対する責任感や義務感が強く、助けないと罪悪感や不安を感じる。
困ってるのに、先に帰るの悪いな・・・など!
しかし、結果として自分が疲弊し、ストレスを抱えたり、燃え尽き症候群 になりやすい。
✅日常の小さなトラブルやストレスの場合
普段は我慢して冷静に振る舞うが、ちょっとしたことで突然感情が爆発する。
例えば、イライラして家族との些細な口論で激怒してしまう。
抑え込んでいた感情が一気に溢れ出し、自分でもコントロールできないほど物にあたったり、暴言を吐いたりしてしまう。
爆発後は『なんでこんなことしたんだろう』『私って、やっぱりだめだわ』っと自己嫌悪や後悔を感じて落ち込んでしまう。
まとめ
アダルトチルドレンは、子供のころに受けた傷や思い込みが原因で、大人になっても生きづらさを感じている人たちです。日本人の8割が該当するとも言われ、その原因は日本独特の文化や習慣にあります。
日常生活では、人間関係の不安、過剰な責任感と自己犠牲、感情の抑圧と爆発などの形で現れてきます。
アダルトチルドレンの方が、生きやすくなるためには、自己解決は難しいかもしれません。
一人で悩んでる方や生きづらさを感じている方は、是非カウンセリングをお試しくださいね。
心が軽くなり、生きづらさから解放され安心して生きられるようになる可能性が十分あります。